パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)
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商品カテゴリ: | 人文,思想,学習,考え方
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セールスランク: | 3349 位
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参考価格: | ¥ 819 (消費税込)
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分かりやすい入門書
パーソナリティ障害について、専門外の人間でも分かるように易しく書かれた本。専門用語が津波の如くに押し寄せて、読者の意識を遠く眠りの沖へと攫っていったりはしない。分かりやすい実例を挙げて症状を説明したり、パーソナリティ障害の人と接する際のコツ、また自分にそうした一面を見出した人には、克服のポイントなんぞも教えてくれたりする。「自己愛性パーソナリティ障害」だの「妄想性パーソナリティ障害」だの字面で見るとトンデモナイ恐ろしい病気を連想しがちだが、この本を読んでいれば誰でも一つや二つ、「ああ、自分にもこういう部分はあるな」と思い至る項目があるのではなかろうか。
有名人を例に挙げ、この人にはこういった面でこの障害の面影が見えると説明している部分などは、読み物としても面白い。難しい言い回しもなく、気軽に読めるのも長所だ。
トラブルメーカーの対処法
小さな会社でトラブルメーカーの社員を抱えると、それは会社そのものの
存続にさえ、影響してくる。ご多分にもれず、わが社でも一時期モンスター
社員に悩まされる時期があったが、その時に読んだこの手の本の中では
比較的わかりやすく、実例に則した内容が掲載されていた。
難を言えば、各々の事例数が少なく、少しはずれたケースではどうすれば
良いのかがわかりにくかった点だ。
ただ、この本はあくまでも入門書として読むべきなのだろう。
誰にでも少なからず当てはまる
境界性人格障害について、引きこもり期間を経験したある男性が言っていました。「50のボーダーラインチェックとかネットや本の情報で、鬱や引きこもりになった人は必ず一度は『自分はこれにみんな当てはまるから障害者なんだ!』と思い込みやすいという点で代表格的な障害だけど、実際この障害を持った人の症例ってのはもっと酷いものです。生半可な本の知識や周囲の人の言葉で鵜呑みにするのは怖いです」と言っていました。実際この病名が夫や姑からのモラハラに利用された経験がある身から言いますと、早合点は危険です。またそんな他人からの証言のみで患者に会いもせず「奥さんはボーダーですな」などと断言する信じられない薮医者もいます。本で自分がそうかなと感じたら少なくとも10年は同じ医師にかかってから、診断を仰ぐこと。本だけ読んでインスパイアされ、自分は障害者なんだと自分を哀れんだり可能性を閉ざしたり、まして家族や友人に「君はこの障害だ、読みなさい」などと軽弾みに言うのは避けた方がいいです、そんな人こそ、それこそ病気かもしれないんですから。本はあくまで「きっかけ」です。
目から鱗と涙
10代の頃に読んだのですが、あまりに今までの疑問の答えがここにありました。自己愛、境界、分裂、妄想、回避など、どのパターンにも自分にあてはまりました。特に境界性人格障害はドンピシャリ。ずっと自分だけが悪いように思っていたけど、そうではなかったのだと思ったら涙が出てきました。岡田尊司さんの洞察と暖かい言葉は癒され、励まされます。この本と出会えて良かったです。
肯定してくれる本です
作家の先生でもあるお医者様が書いた本だからか、漠然とした内容でなく、とってもわかりやすいです。何より、パーソナリティ障害でも、障害をどう克服すればよいのかが書かれていると思います。歴史上の人物を取り上げて、その人が障害を持ちながら、どのように自分を生かして成功したかも書かれています。
PHP研究所
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