JULIEII
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商品カテゴリー: | 歌謡曲,演歌,音楽,ミュージック,JPOP
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収録曲: | 霧笛, 港の日々, おれたちは船乗りだ, 男の友情, 美しい予感, 揺れるこころ, 純白の夜明け, 二人の生活, 愛に死す, 許されない愛, 嘆きの人生, 船出の朝,
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セールスランク: | 12046 位
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参考価格: | 1,901円 (税込)
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哀愁漂う海の男
「港」をテーマにしたコンセプト・アルバムだそうですが、
そこには、加山雄三氏のような爽やかな男も、石原裕次郎氏のようなダンディな男もいません。
ただただ、儚くせつない哀愁漂う男だけがいます。
まだまだ勢いに任せて歌っている感じは否めないけど、表現力は既に完璧です。
このアルバムを聴いて、「太陽の光が眩しい南国の爽やかな海や港」を思い浮かべる人なんて、まずいないでしょう。
見事に「陽の当たらない暗く寒い港、海水浴なんてしたくもない寒い海」に生きる男の世界だけが繰り広げられています。
沢田研二のアルバムには、1つ1つ決まったアルバムコンセプトがありますが、
このアルバムが1番コンセプトが分かりやすく、上手く作られているのでは無いでしょうか?
音の作りも、全く時代を感じさせません。
「GSあがりのアイドルボーイ」なんて安易なイメージで舐めて掛かると、見事に裏切られます(勿論良い意味で)。
・・・舐めて掛かってすいませんでした・・・
23歳の美しい歌声
オリジナルリリースは71年12月21日。ロンドン録音盤。ジュリー2作目のソロアルバム。ちなみに、ソロ1作目はザ・タイガース在籍時の69年12月にリリースしている。 私が本作をはじめて聴いたのは80年頃だったと思うが、その頃シンセサイザーを多用した機械的な音楽が流行っている中で聴いたこのアルバムのあたたかく包み込むようなサウンドは、私の心を強く引きつけた。 全体的に落ち着いた感じの曲で占められ、ジャケットデザイン同様、格調高い雰囲気。近年のジュリーのアルバムのようなバンドサウンドではなく、ストリングスやブラスを随所に取り入れた幅の広いサウンドである。 23歳のジュリーは今の彼のように上手くはなく、声の美しさだけで歌いきってしまうような感じであるがそこがいい。個人的には、この71年から76年頃までの(大物歌手になってしまう前の)ジュリーが好きである。 フォーク調の「美しい予感」が当時から好きで、ギターフレーズのセンスのよさに聴き入ってしまう。また、当時のブラスロックの流行をうけてか、「港の日々」「許されない愛」「嘆きの人生」のブラスアレンジがかっこいい。ドラマティックな「愛に死す」も素晴らしい。 アルバムリリース後の72年3月にシングルカットされた「許されない愛」は、ソロ名義で初のビッグヒットとなり、NHK紅白に初出場を果たした。近年のステージでも時々歌われ、ジュリー本人にとっても思い出深い曲なのでは。 なお、本作は今回で3度目のCD化となるが、過去の盤は私のオーディオで聴くとヒスノイズが多かったのだが、今回それが完全ではないにせよ大きく改善されているので、旧盤を持っている人も買ってもいいと思う。
ユニバーサルミュージック
JULIE JULIEVI ある青春 JULIEVIII JEWEL JULIE いくつかの場面 チャコールグレイの肖像
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